March 2009
痛い指
30/03/09 12:22 Filed in: パーソナル
夕方、美和ちゃんから弱った声で電話があった。マンション入り口のドアが強風で「バタン」としまり、指が挟まれた、という事だった。
私はレッスンがたてこんでいたので、そのまま弱った美和ちゃんを放って仕事を続けた。
家に帰ると、美和ちゃんはうずくまっていた。
頬にはうっすらと涙の跡があった。
夕食の手巻き寿司を頬張り、救急病院へと連れて行った。時刻は夜10時だった。
幸い骨は折れていなかったが、左手中指がパンパンに腫上がり、爪のほとんどが黒くなっていた。
お医者さんも、「こりゃひどいね~」と言っていた。
何もしなくてもジンジン痛いそうで、私は中指にぶつからないように注意深く歩いた。
それから数日間、指はなかなか治らなかった。おまけに美和ちゃんは風邪をひき、コンディションは最悪のようだった。
こんな非常事態に、美和ちゃんは出張に行かなければならなかった。
指を下げると血が廻って痛いので、中指をたてたままいつも行動をしていた。
出張にも左手は同じポーズで、右手はスーツケースをガラガラとひきずり、コンコン咳き込みながらでかけた。
踏んだり蹴ったりとは、この時の美和ちゃんの為に生まれた言葉だったのだろうか?
重いドアと強風には要注意だ!

私はレッスンがたてこんでいたので、そのまま弱った美和ちゃんを放って仕事を続けた。
家に帰ると、美和ちゃんはうずくまっていた。
頬にはうっすらと涙の跡があった。
夕食の手巻き寿司を頬張り、救急病院へと連れて行った。時刻は夜10時だった。
幸い骨は折れていなかったが、左手中指がパンパンに腫上がり、爪のほとんどが黒くなっていた。
お医者さんも、「こりゃひどいね~」と言っていた。
何もしなくてもジンジン痛いそうで、私は中指にぶつからないように注意深く歩いた。
それから数日間、指はなかなか治らなかった。おまけに美和ちゃんは風邪をひき、コンディションは最悪のようだった。
こんな非常事態に、美和ちゃんは出張に行かなければならなかった。
指を下げると血が廻って痛いので、中指をたてたままいつも行動をしていた。
出張にも左手は同じポーズで、右手はスーツケースをガラガラとひきずり、コンコン咳き込みながらでかけた。
踏んだり蹴ったりとは、この時の美和ちゃんの為に生まれた言葉だったのだろうか?
重いドアと強風には要注意だ!

恐怖の瞬間
18/03/09 12:45 Filed in: パーソナル
暗い夜道を歩いていた時の出来事。
時刻は午後9時過ぎだった。
美和ちゃんと話していたが、あまりの恐怖に何の話をしていたかさえ思い出せない。
それは突然起きた。
私の顔の真横に、雄叫びをあげながら牙をむいた猛獣が、大きな口をあけていたのだった。
私は大きく飛び上がり、叫んだ。反対方向に2メートルはジャンプしたのではないだろうか。
猛獣は追ってこなかった。
何故なら、それは民家のフェンス越しに私達を襲おうとしていたからだった。
冷静に考えると猛獣でなく、私の顔の3倍の大きさの顔を持つ犬だった。
暫く心臓がドキドキ、足がガクガクしていた。
暗い夜道は要注意だ!
家に戻って我が家のワン子をみると、ちいちゃくて妙に可愛かった。
時刻は午後9時過ぎだった。
美和ちゃんと話していたが、あまりの恐怖に何の話をしていたかさえ思い出せない。
それは突然起きた。
私の顔の真横に、雄叫びをあげながら牙をむいた猛獣が、大きな口をあけていたのだった。
私は大きく飛び上がり、叫んだ。反対方向に2メートルはジャンプしたのではないだろうか。
猛獣は追ってこなかった。
何故なら、それは民家のフェンス越しに私達を襲おうとしていたからだった。
冷静に考えると猛獣でなく、私の顔の3倍の大きさの顔を持つ犬だった。
暫く心臓がドキドキ、足がガクガクしていた。
暗い夜道は要注意だ!
家に戻って我が家のワン子をみると、ちいちゃくて妙に可愛かった。
恐怖のコンタクトレンズ
06/03/09 12:03 Filed in: パーソナル
一部の人は気付いているかもしれないが、私は今週に入って眼鏡をかけている。
月曜日の子ども達は全然気付かなかった。毎週会う私のどこを見ているのだろうか?
土曜日に友人4人で食事に行き、二次会へ行った。
私はとても疲れていた。
(疲れていたなら家でゆっくりしていればいいものを…)
二次会の途中で、左のコンタクトがずれているのに気付いた。
普段だったら大丈夫なのに、疲れているので酔いがまわっていた。
飲み屋でずれたコンタクトを修正できず、「私帰る」と言って、店を飛び出した。
目の焦点があっていなかった上に、酔っていたので、私はブールバールをジグザグ歩行して家迄帰った。
それからもコンタクトをみつけだすことができなかった。
私は、どこかでとびでたのだろう、と結論づけ、顔を洗ってそのまま寝た。
次の日起きてから、目のチェックをした。
やはりないようだった。
眼鏡をかけて暫くしてから、左目に違和感を覚えた。
それは昨日探し続けたコンタクトが目の中で泳いでいたのだった。
ああ、恐ろしい。
左目のどこに隠れていたのだろうか?
特に目が痛いとか調子が悪いわけではないが、あれから3日目、まだコンタクトをつける勇気がない。
月曜日の子ども達は全然気付かなかった。毎週会う私のどこを見ているのだろうか?
土曜日に友人4人で食事に行き、二次会へ行った。
私はとても疲れていた。
(疲れていたなら家でゆっくりしていればいいものを…)
二次会の途中で、左のコンタクトがずれているのに気付いた。
普段だったら大丈夫なのに、疲れているので酔いがまわっていた。
飲み屋でずれたコンタクトを修正できず、「私帰る」と言って、店を飛び出した。
目の焦点があっていなかった上に、酔っていたので、私はブールバールをジグザグ歩行して家迄帰った。
それからもコンタクトをみつけだすことができなかった。
私は、どこかでとびでたのだろう、と結論づけ、顔を洗ってそのまま寝た。
次の日起きてから、目のチェックをした。
やはりないようだった。
眼鏡をかけて暫くしてから、左目に違和感を覚えた。
それは昨日探し続けたコンタクトが目の中で泳いでいたのだった。
ああ、恐ろしい。
左目のどこに隠れていたのだろうか?
特に目が痛いとか調子が悪いわけではないが、あれから3日目、まだコンタクトをつける勇気がない。