January 2012
ありがとう、花ちゃん
23/01/12 12:55 Filed in: パーソナル
今回のブログは動物好きの人だけに読んで欲しい。9年前の私には、今の私の気持ちはきっと理解できなかったから。
12月1日に日付が変わると同時に、ハッピーバースデイの歌を皆で歌った。花ちゃんの9才の誕生日だった。
その時、左目の上の方が少しだけ充血していたのが気になった。
その週末、尿に血が混じっていた。すぐに病院に連れて行った。
病名は、免疫性血小板減少症。血小板が少なくなり、血が止まらなくなる病気。聞いただけで、涙があふれてきた。
月曜日に入院した。退院予定は木曜日。血を止める注射をし、効果がでるのを待った。
病院に行く直前まで元気に走り回り、ご飯もしっかり食べていた花ちゃんだったが、入院翌日火曜日に会いに行った時は、酸素室に入っていた。
2回の輸血、懸命な治療を続けてもらった。朝の出勤前とレッスンの合間を見て、できる限り病院に会いに行った。何ができる訳でもないが、酸素室にいる花ちゃんとずっとみつめあっていた。朝は3時間くらい毎日見つめあっていた。
その週の土曜日の夕方、血液中の血小板は、ほぼゼロになった。それが意味するものは、宣告されなくてもわかった。
私はとにかく、花ちゃんを家に連れて帰らなければと思った。心のどこかで、もしかすると元気がでて、血小板が生まれてくるかもしれないと思った。
家に帰ると、花ちゃんは鈴ちゃんと鼻と鼻がくっつく位に近づいて、何やら暫く話しをしていた。長い話が終わると、鈴ちゃんは悲しそうに一度だけ鳴(泣)いた。
それから、やわらかいクッションの上で、くるくるしながら何度もしっぽをふった。
力をふりしぼり、私の膝の上に座った。横になると、いつもの様に、私の腕枕に、頭をちょこんとのせた。
いつも一緒に寝ていた布団を敷くと、ピョンと飛び乗り、嬉しそうだった。
6時間を一緒に過ごした。それから、どうにも息苦しく、辛そうだったので、真夜中に巡回に行く獣医さんに連絡をとった。
「すぐに連れてきてください」と言われ、酸素室に戻した。
それから間もなく、花ちゃんは天国へと旅立った。
入院している時は、心配でかわいそうで、たまらなかった。私は1週間で3キロ痩せ、眠れぬ夜を過ごした。
花が旅立ってからは、色々な心境の変化のステージを辿って今日まできた。号泣し、忘れようとし、尚更悲しくなり、今度はちゃんと向き合おうと思い、ペットロスの本を読み、花ちゃんの歌を作って、ピアノ、ギター、ドラムを演奏してパソコンに録音し、下手な歌まで歌った。
家に帰ると、ドアの前で大喜びで迎えてくれたり、お風呂から上がるまで脱衣所で待っていたり、朝起きたら、腕の中で寝ていたり。。。本当に可愛くて、いつもくっついていた。
色んな場面に一緒にいてくれた愛らしい花ちゃんがいないと、ぽっかり胸に穴があいたようだ。
だけど、最後まで凛とした姿を見せてくれ、大好きよ、と体全部で言ってくれた花ちゃんの為にも、花ちゃんが好きでいてくれた、元気な私でいたい。
最近は大分、楽しかった思いでの方を、思い出せるようになったきた。
花ちゃんの生と死は、私に沢山の事を気付かせてくれた。
思い出しては、いまだに涙がでるけど、時は毎日流れていく。楽しい事を見逃さないよう周りを見て、やるべき事をしっかり行い、自分自身を含め、大切な人を大事にしていきたいと思う。
花ちゃんがくれた、大切な大切な全ては、私と一緒にずっとずっと生きている。
12月1日に日付が変わると同時に、ハッピーバースデイの歌を皆で歌った。花ちゃんの9才の誕生日だった。
その時、左目の上の方が少しだけ充血していたのが気になった。
その週末、尿に血が混じっていた。すぐに病院に連れて行った。
病名は、免疫性血小板減少症。血小板が少なくなり、血が止まらなくなる病気。聞いただけで、涙があふれてきた。
月曜日に入院した。退院予定は木曜日。血を止める注射をし、効果がでるのを待った。
病院に行く直前まで元気に走り回り、ご飯もしっかり食べていた花ちゃんだったが、入院翌日火曜日に会いに行った時は、酸素室に入っていた。
2回の輸血、懸命な治療を続けてもらった。朝の出勤前とレッスンの合間を見て、できる限り病院に会いに行った。何ができる訳でもないが、酸素室にいる花ちゃんとずっとみつめあっていた。朝は3時間くらい毎日見つめあっていた。
その週の土曜日の夕方、血液中の血小板は、ほぼゼロになった。それが意味するものは、宣告されなくてもわかった。
私はとにかく、花ちゃんを家に連れて帰らなければと思った。心のどこかで、もしかすると元気がでて、血小板が生まれてくるかもしれないと思った。
家に帰ると、花ちゃんは鈴ちゃんと鼻と鼻がくっつく位に近づいて、何やら暫く話しをしていた。長い話が終わると、鈴ちゃんは悲しそうに一度だけ鳴(泣)いた。
それから、やわらかいクッションの上で、くるくるしながら何度もしっぽをふった。
力をふりしぼり、私の膝の上に座った。横になると、いつもの様に、私の腕枕に、頭をちょこんとのせた。
いつも一緒に寝ていた布団を敷くと、ピョンと飛び乗り、嬉しそうだった。
6時間を一緒に過ごした。それから、どうにも息苦しく、辛そうだったので、真夜中に巡回に行く獣医さんに連絡をとった。
「すぐに連れてきてください」と言われ、酸素室に戻した。
それから間もなく、花ちゃんは天国へと旅立った。
入院している時は、心配でかわいそうで、たまらなかった。私は1週間で3キロ痩せ、眠れぬ夜を過ごした。
花が旅立ってからは、色々な心境の変化のステージを辿って今日まできた。号泣し、忘れようとし、尚更悲しくなり、今度はちゃんと向き合おうと思い、ペットロスの本を読み、花ちゃんの歌を作って、ピアノ、ギター、ドラムを演奏してパソコンに録音し、下手な歌まで歌った。
家に帰ると、ドアの前で大喜びで迎えてくれたり、お風呂から上がるまで脱衣所で待っていたり、朝起きたら、腕の中で寝ていたり。。。本当に可愛くて、いつもくっついていた。
色んな場面に一緒にいてくれた愛らしい花ちゃんがいないと、ぽっかり胸に穴があいたようだ。
だけど、最後まで凛とした姿を見せてくれ、大好きよ、と体全部で言ってくれた花ちゃんの為にも、花ちゃんが好きでいてくれた、元気な私でいたい。
最近は大分、楽しかった思いでの方を、思い出せるようになったきた。
花ちゃんの生と死は、私に沢山の事を気付かせてくれた。
思い出しては、いまだに涙がでるけど、時は毎日流れていく。楽しい事を見逃さないよう周りを見て、やるべき事をしっかり行い、自分自身を含め、大切な人を大事にしていきたいと思う。
花ちゃんがくれた、大切な大切な全ては、私と一緒にずっとずっと生きている。