近所のホームレス初心者君

毎朝散歩に行く近所の小さな公園で、二ヶ月前から異変が起こっている。

若い20才位の男性が荷物がいっぱいのちゃりを傍らに寝ている。来る日も来る日も、花と鈴の大好きな芝生エリアを陣取って。

芝生エリアをとられた私は、イライラしながらも、公園中央で毎日散歩を続けている。

最近では、ホームレス初心者君がいることが当たり前のようになってきた。ご飯は食べているのだろうか?なにか相談にのってあげれば彼の道は開けるのか?と考えたりする。しかし包丁で刺されたりする可能性だってある。お腹が空いている人は凶暴だ。

今日は雨で散歩はお休み。彼は大丈夫だったろうか?

砂まみれ!エジプト珍道中の旅

1度はピラミッド見てみたいな」漠然とした夢は、GW2週間前に美和ちゃんが「びっくりエジプト☆89,800円(航空券、ホテル、ピラミッド半日観光、昼食、全朝食付き)」を見つけたもので、突然実現することとなった。

バタバタと下痢止め等を買い込み、カイロへと飛んだ。行きの飛行機はガラガラで、4人席を一人占めしてフルフラットで熟睡した。出だし好調!


人生初めてのピラミッドはやはり圧巻!感激しまくった!!!


調子に乗ってらくだ乗りに挑戦。交渉の末、400円に値切り倒し、しめしめと思っていたら半径3メートルをクルっと一周しただけだった(汗)


ハンハリーリ市場。エジプト人の生活を垣間見る。言葉にできないパワーだ。凄い人混み、埃だらけの商品、ゴミ、異臭の中をクラクラしながら40分位歩いた。
大きな通りに出て息ができた所で、私達と同じ旅行客(アメリカ人?)を初めて見てほっとする。


ホテルのバルコニーからの景色。ナイルビューではなかったが、悪くはない。しかし写っていない真下付近では、ビルの解体作業がされていて、バルコニーの窓を開けると砂まみれになった。


泥まみれでボロボロのポンコツタクシー。流しのタクシーに慣れて来たが、さすがに洋服が汚れるのには抵抗あり・・・。タクシーの料金も勿論交渉して決める。


ピラミッド光と音のショー。現地の旅行代理店で申し込んだ。
日本語オプショナルツアーの半額以下だった。
昼とはまた違った雰囲気でなかなか良い。しかし砂漠の夜は寒過ぎ(寒、寒!)
隣の美和ちゃんは目に砂が入ると言って、暫く目を閉じていたら、ショーの間寝てしまったそうだ。
隣の隣のおじさんは、イビキをかいて寝ていた。


なんと、地下鉄までトライ!丁度ラッシュアワーで、圧倒されて1本乗り過ごしてしまった。
乗ったら外国人は勿論私達だけ。(見かけも違うしサリーもかぶってないのでバレバレだ)
四方を大男に囲まれ眼見されたり、誘拐されるのではないかと怖かったが、笑顔でアラビア語で話しかけられたり、降りる時に隙間を作ってくれたりして優しかった。
地下鉄でオールドカイロまで片道20円。オプショナルツアーだと7,000円位する。


最強の日焼け対策をしてみた。(砂漠ファッション?!)


ツアーに含まれていたレストランでの食事。味は私の口にはあまり合わなかった・・・。
ここのレストランではないが、他で食事をした時に美和ちゃんのリスニング力に驚いた。
私の聞き取れなかったウェイターの大訛りの英語を理解していた。
私が「すごいねえ」と言うと美和ちゃんは鼻でフフンと笑い
「私は、ノンネイティブの英語は得意だからね」と言っていた。


とりあえず、ホテルから見たナイル川の夜景(おまけ)


考古学博物館。ホテルの真裏にあり、立地抜群。ミイラとツタンカーメンの黄金マスクを鑑賞(その他は似たり寄ったりで特に覚えていない)
ただ、ミイラに墨のような物で眉が描かれていたような気がした。

立地抜群とは言っても、カイロには信号が殆どなく、勿論横断歩道もないので、道路を横断する事はまず不可能。例えて言うなら、片側3車線の高速道路を横断するようなもの。

よって、ホテルの目の前にあるナイル川までは永遠に辿り着けなかったが、ショッピングに出かけた時は渡らざるを得なくなり、エジプト人を盾として命がけで道路を横断した。
その後しばらく心臓が口から出そうなくらいドキドキして頭痛がした。

〜カイロ旅行のまとめ〜
朝は観光、昼はホテルで読書、夕方はビールと食事、という行動パターンだったが、のんびりしながらもカイロを満喫できた旅だった。
帰りの飛行機は、何故かビジネスクラスに変更されていて、とてもラッキーだった。

日本へ戻ると「日本とはなんと秩序ある美しく空気の美味しい国なのだ!」と実感した。
生きる目標が分からない若者には、是非カイロへ行き、砂と人にまみれる事を勧めたい。きっと何かが見つかる筈だ。
注意事項としては、油断して口を半開きにしないこと。すぐに砂が入って口の中がジャリジャリになる。
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