お気に入りのスニーカーの惨劇
27/11/08 14:44 Filed in: パーソナル
あれは先週の晴れた朝の出来事だった。
いつも通り花と鈴を連れて、すぐ近くの小さな公園まで散歩へ行った。
赤と黄色になった葉っぱが、あたり一面をじゅうたんのようにしきつめている。
う〜ん。今日も晴れて良い1日になりそうだ、と朝のすがすがしい空気を吸っている時、足になにやら違和感を感じた。
何かを踏みつけたようだ。
よく見るとそれは茶色だった。そして顔を近づけると臭かった。
そうだ。私は落ち葉にまぎれていた人のものとも、動物のものともわからない「うんち」をむぎゅっと踏んでしまったのだった。
気付いた時には遅かった。1年前に神戸で買った赤にストライプが入ったお気に入りのスニーカー。
紐でないのですぐ履けて、それでいてかっこよかった。
洗うには、うんちはつきすぎていた。
私は泣く泣くそのスニーカーをゴミ袋に入れ、燃えるゴミとして捨てる事にした。
そのスニーカーが入ったゴミ袋を持ってエレベーターに乗り込むと、悪臭がした。
なにもかもが悲しい朝だった。
まだ替わりのスニーカーは見つかっていない。
とにかく、犬の飼い主は飼い犬のうんちはちゃんと拾うべきだ。
最低限のルールだ!!!!!!!!!