人違い
09/12/09 12:57 Filed in: パーソナル
西条で一番好きなうどん屋さん「たまや」で、かきあげうどんを食べていたときの話。
いつもの様に店内は賑わっていた。腹ぺこだった。セルフでもらったばかりのかきあげうどんを、一気に口に入れた時、誰かが私のパーカーの裾を握った。
口をもごもごしながら、握られた方に視線を移した。
そこには3才位の男の子がいた。「ここで食べちゃダメ、ここで食べちゃダメダメ〜〜」と、狭い店内に響き渡る声で絶叫した。
私の子ではないし、教え子でもない。。。
すると、お母さんと思われる人が慌ててやってきて「すみません」と丁寧に謝り、その子を連れて行った。
なにがなんだかわからなかったが、とにかくお腹がすいていたので、うどんを食べ続けた。
ふと見ると、さっきの母と子の横に、お父さんと思われる人がいた。
お父さんは茶色のシャツとブルージーンズを着ていた。
私は茶色のパーカーとブルージーンズを着ていた。
間違いない。あの子は私をお父さんだと思ったのだ。
よりにもよって、お母さんでなく、お父さんと私を間違えたのだ。
あまりの空腹さに女らしさを忘れた私を、罰するかのような出来事だった。
いつもの様に店内は賑わっていた。腹ぺこだった。セルフでもらったばかりのかきあげうどんを、一気に口に入れた時、誰かが私のパーカーの裾を握った。
口をもごもごしながら、握られた方に視線を移した。
そこには3才位の男の子がいた。「ここで食べちゃダメ、ここで食べちゃダメダメ〜〜」と、狭い店内に響き渡る声で絶叫した。
私の子ではないし、教え子でもない。。。
すると、お母さんと思われる人が慌ててやってきて「すみません」と丁寧に謝り、その子を連れて行った。
なにがなんだかわからなかったが、とにかくお腹がすいていたので、うどんを食べ続けた。
ふと見ると、さっきの母と子の横に、お父さんと思われる人がいた。
お父さんは茶色のシャツとブルージーンズを着ていた。
私は茶色のパーカーとブルージーンズを着ていた。
間違いない。あの子は私をお父さんだと思ったのだ。
よりにもよって、お母さんでなく、お父さんと私を間違えたのだ。
あまりの空腹さに女らしさを忘れた私を、罰するかのような出来事だった。