英検1級受験当日の話
08/02/07 11:11 Filed in: 英会話・仕事
その日は比治山大学で受験だった。広島駅でJRを降り、調べておいたバス停で待っていても、バスがいっこうに来ない。時間に余裕はあったが、焦りたくないのでタクシーに乗った。タクシーの運転手さんに行き先を告げると、「今日はなんがあるんかねえ?」と聞かれたので「英語の検定試験です」と答えると「学生さんも大変じゃねえ」と言われ、(ププ、学生・・・)久々に学生気分に戻り気分よく試験会場へ向かった。
教室に入って、鉛筆よし、消しゴムよし、と確認をし試験開始を待った。
練習テストでは時間ギリギリに終わっていたので、数秒も無駄にする事はできない。「はじめ」の合図とともに問題用紙をめくる。
問題をといていき、意外にも終了20分前に全て解き終えた。最初から最後までみなおしをした後気づいた。。。「2ページまるまるまだ手をつけていない!」震える手でページをめくると、日本語から英語への訳と英語から日本語への訳が残っていた。またまた震える手で、手がつりそうになりながら大急ぎで2ページの訳をした。書き終わると同時に「終了」の合図がかかった。終わってからもまだ手がつりそうになっていた。
あんなに練習試験をしたのに、当日になって2ページ分をすっかり忘れてしまうとは夢にも思わなかった。その後リスニングテストを終え、疲れた体を引きずってバスとJRにゆられて帰った。
一ヶ月後、すっかりあきらめていた結果が届いた。意外にも合格だった。例の訳部分は英文、日本文とも10点中7点で悪くなかった。「人間残り7分で何でもできるんだ」と思った瞬間だった。
教室に入って、鉛筆よし、消しゴムよし、と確認をし試験開始を待った。
練習テストでは時間ギリギリに終わっていたので、数秒も無駄にする事はできない。「はじめ」の合図とともに問題用紙をめくる。
問題をといていき、意外にも終了20分前に全て解き終えた。最初から最後までみなおしをした後気づいた。。。「2ページまるまるまだ手をつけていない!」震える手でページをめくると、日本語から英語への訳と英語から日本語への訳が残っていた。またまた震える手で、手がつりそうになりながら大急ぎで2ページの訳をした。書き終わると同時に「終了」の合図がかかった。終わってからもまだ手がつりそうになっていた。
あんなに練習試験をしたのに、当日になって2ページ分をすっかり忘れてしまうとは夢にも思わなかった。その後リスニングテストを終え、疲れた体を引きずってバスとJRにゆられて帰った。
一ヶ月後、すっかりあきらめていた結果が届いた。意外にも合格だった。例の訳部分は英文、日本文とも10点中7点で悪くなかった。「人間残り7分で何でもできるんだ」と思った瞬間だった。