指が抜けない事件
10/09/20 19:14 Filed in: パーソナル
それはちょうど、準1級クラスで難解な長文を読み解いている時に起こった。
隣の部屋でレッスンをしていたネイサンが ‘Kana, help!’ と叫んだ。
「何が起こったのか?」心がざわついたが、平静を装いレッスンを続けた。
受講生が問題を解く僅かな時間に、隣を覗いた。
悲しい顔をした私の大好きなJ君がいた。
指をテーブルの脚の部品のわずかな隙間につっこみ、抜けなくなったそうだ。
消防に相談するよう言い残し、私はレッスンへ戻った。
「祥子さん、消防の人がテーブルを壊してもいいか、聞かれています!」と佳奈さんがレッスン室に乱中してきた。「勿論!壊しちゃって!」と私は迷わず言った。
準1級クラスのMさんは、「先生、テーブルは弁償してもらうんですか?」等と、無駄話を始めた。難解長文に四苦八苦していた受講生の顔は、一気に和らいだ。
一方、ネイサンのレッスン室では、「消防!」という言葉を聞いたからか、佳奈さんが「ペンチ」をもって部屋に入ったからか、いつも元気なJ君が、すっかり落ち込んでいたそうだ。
結局、消防の方と話している間に、多絵さんも参戦し、石鹸をテーブルと指の間に流し込むというクラッシックな作戦で、J君の指は、無事に救出された。
ちなみに、このようにそこまで緊急性がない場合は、119ではなく#7119に電話するのだそうだ。
狭い空間、要注意!
J君のクラスの子全員が、深く心に刻んだことだろう。
隣の部屋でレッスンをしていたネイサンが ‘Kana, help!’ と叫んだ。
「何が起こったのか?」心がざわついたが、平静を装いレッスンを続けた。
受講生が問題を解く僅かな時間に、隣を覗いた。
悲しい顔をした私の大好きなJ君がいた。
指をテーブルの脚の部品のわずかな隙間につっこみ、抜けなくなったそうだ。
消防に相談するよう言い残し、私はレッスンへ戻った。
「祥子さん、消防の人がテーブルを壊してもいいか、聞かれています!」と佳奈さんがレッスン室に乱中してきた。「勿論!壊しちゃって!」と私は迷わず言った。
準1級クラスのMさんは、「先生、テーブルは弁償してもらうんですか?」等と、無駄話を始めた。難解長文に四苦八苦していた受講生の顔は、一気に和らいだ。
一方、ネイサンのレッスン室では、「消防!」という言葉を聞いたからか、佳奈さんが「ペンチ」をもって部屋に入ったからか、いつも元気なJ君が、すっかり落ち込んでいたそうだ。
結局、消防の方と話している間に、多絵さんも参戦し、石鹸をテーブルと指の間に流し込むというクラッシックな作戦で、J君の指は、無事に救出された。
ちなみに、このようにそこまで緊急性がない場合は、119ではなく#7119に電話するのだそうだ。
狭い空間、要注意!
J君のクラスの子全員が、深く心に刻んだことだろう。