饅頭事件 パート2
14/01/14 15:14 Filed in: パーソナル
冬休み、母と太宰府天満宮へ行った。
天満宮へは実家から車で一時間もかからない。入試の子供たちの合格を祈りに行くのが、毎年の恒例行事となっている。
行くと必ず梅が枝餅を食べるのも恒例行事だ。
沢山あるお店の中でも、私の好きなお店は「みどりや」。パリパリの皮に自家製の餡。できたては、またまた美味しい。
お持ち帰りで買ったお餅を、母は低いテーブルの上においていた。
餅は一個ずつラップで包んであり、その上に二重包装されていた。
部屋に誰もいない時、鈴ちゃんは少しの隙間からその部屋に忍び込んだ。
大きな包装紙、次の包装紙を破ることなく、まるで人間がしたかのように、開けていた。
そして最後のサランラップと葛藤している時だった。
私は鈴を見つけた。慌てて鈴はテーブルから降りた。
食べてしまったか~。と餅をチェックすると、真ん中のあんこの部分が、かすかに浮上していた。食べたとしても0.001グラムといったところか。
あんなに苦労して綺麗に包装紙を開けたのに、梅が枝餅が食べれなかった鈴ちゃん。
でも、餅が喉につまったら大変だから、見つけてよかった。
器用なようで、不器用で、可愛そうで、可愛い鈴ちゃんだった。
天満宮へは実家から車で一時間もかからない。入試の子供たちの合格を祈りに行くのが、毎年の恒例行事となっている。
行くと必ず梅が枝餅を食べるのも恒例行事だ。
沢山あるお店の中でも、私の好きなお店は「みどりや」。パリパリの皮に自家製の餡。できたては、またまた美味しい。
お持ち帰りで買ったお餅を、母は低いテーブルの上においていた。
餅は一個ずつラップで包んであり、その上に二重包装されていた。
部屋に誰もいない時、鈴ちゃんは少しの隙間からその部屋に忍び込んだ。
大きな包装紙、次の包装紙を破ることなく、まるで人間がしたかのように、開けていた。
そして最後のサランラップと葛藤している時だった。
私は鈴を見つけた。慌てて鈴はテーブルから降りた。
食べてしまったか~。と餅をチェックすると、真ん中のあんこの部分が、かすかに浮上していた。食べたとしても0.001グラムといったところか。
あんなに苦労して綺麗に包装紙を開けたのに、梅が枝餅が食べれなかった鈴ちゃん。
でも、餅が喉につまったら大変だから、見つけてよかった。
器用なようで、不器用で、可愛そうで、可愛い鈴ちゃんだった。